毛玉だらけの服を着てしまうことが多いんですが、毛玉だらけの洋服を着ている人の印象って良くないのでしょうか…?
洋服を着ていると、知らぬ間にできてしまっている「毛玉」。
できてしまうのはしょうがない…とそのままにして着ていませんか?
この記事では、毛玉だらけの服を着ている人が周りに与える印象や、毛玉の取り方・対策方法などについてお届けします。
清潔感を身に着けるための参考になれば嬉しいです。
毛玉だらけの服を着てる人が周りに与える印象とは
まずは毛玉だらけの服を着ている人は周りにどのような印象を与えているのか、考えてみましょう。
「毛玉が付いていない状態が整っている」という認識が一般的なため、毛玉ができている洋服は「状態が悪い」ということでネガティブな印象を与えてしまうことがほとんど。
さらに「普段から洋服の手入れが行き届いていない」というような、その人の生活背景まで勝手に想像させてしまいます。
たかが毛玉と思うかもしれませんが、意外と洋服の毛玉は見られているんですよね…。
私の毛玉実体験
ユーズド加工の洋服が好きだったころ、新品で買っても毛玉(ピリング加工)があったり、つぎはぎや汚れたような風合いの洋服を好んで着用していたことがあります。(結構なユーズド加工を着ていた)
自分はそのスタイルが好きだったので「おしゃれ」のつもりで着ていましたが、周りに与える印象はあまり良くなかったようで、加工の魅力などもイマイチ理解してもらえないままのことも多かったです。
「毛玉ついてるよ」
「なんかすごいね」
と言われることも…。
ユーズド感の味わいをわかる人はわかってくれますが、わからない人の方がほとんどなので、きっと周りにはネガティブイメージを与えてしまっていたんだろうな…と今になって思います。
またユーズド加工をしている洋服の時と、きれいな見た目の洋服を着ている時とでは、お店の店員さんの態度が違うこともありました。
そのためもう何年も、誤解されかねないピリング(毛玉)などのユーズド加工品は選ばないようにしています。
毛玉に気を付けることで人間関係がスムーズになることもあると実感しています。
これまで毛玉に無頓着だった人も、他人に良い印象を与えたいのであれば毛玉ケアや対策をすることをおすすめします。
できてしまった毛玉はどうしたらいい?手軽に毛玉を取る方法
ではすでに服に毛玉ができている場合はどうしたらいいのでしょうか。
毛玉を取るおすすめの方法は2つです。
どちらもメリット・デメリットがあるので、使いやすそうな方を選んでみてくださいね。
電動毛玉クリーナー
細かい毛玉や、毛足の短い洋服の毛玉、繊細な生地の洋服の毛玉などは電動の毛玉クリーナーがおすすめです。
シェーバーのように電動で細かく毛玉をカットしてくれるので、とても綺麗に仕上がります。
力もいらず、スイッチを入れて軽くなでるだけで毛玉を取り除くことができるので手軽に使えますよ。
電動毛玉クリーナーは家に1台あると安心です。
100均・300均などでも購入できますし、そうでなくてもリーズナブルな価格なので試しやすいですよ。
▼電動毛玉クリーナーをネットで探すならこちら
毛玉ブラシ
毛足の長い洋服の毛玉や、大きな毛玉がたくさんついている場合は毛玉ブラシがおすすめです。
ブラッシングで毛の絡まりを解きながら毛玉を取り除いてくれて、ニットなどはふんわりと仕上がります。
ブラッシングというシンプルな使い方なのも魅力です。
毛玉ブラシは洋服によってはうまく毛玉がとれないこともありますが、電気もいらず手軽に使えるので1つ持っていると便利ですよ。
静電気を抑えつつ風合いを整えてくれる、天然毛のブラシを選ぶのがおすすめです。
▼毛玉ブラシをネットで探すならこちら
毛玉を手で引っ張って取るのはダメなの?
毛玉を取るためのおすすめの方法をご紹介しましたが「ついつい毛玉を引っ張って取ってしまう」という人もいると思います。
毛玉ってちょっと引っ張ればすぐにとれるので、わざわざアイテムを用意するが面倒だという気持ちはすごくわかります。
ですが、毛玉を手で引っ張って取ることはおすすめしません。
なぜならば「次の毛玉ができやすくなるから」。
毛玉は、静電気や摩擦などによって洋服の毛足やホコリなどが絡まることで生まれます。
そんな毛玉を引っ張って取ろうとすると、周りの毛も巻き添えになって毛羽立ちます。
毛羽立った毛足は絡まりやすくなっているので、絡まりやすくなり、エンドレスに毛玉ができやすくなってしまう…というわけ。
毛羽立つと洋服の風合いも変わってきてしまうので、毛玉はできるだけカットするのがおすすめです。
私はアイテムによって「電動毛玉クリーナー」と「毛玉ブラシ」を使い分けていますが、毛玉の再発を防ぎたいという側面で見れば、毛玉ブラシよりも電動毛玉クリーナーの方が満足度は高いかもしれません。
▼電動毛玉クリーナーをネットで探すならこちら
毛玉だらけにしない!今日からできる毛玉対策
毛玉を取る方法だけでなく、普段から洋服に毛玉ができないように意識することで、毛玉だらけになるのを防ぐことができます。
というわけで今日からできる毛玉対策として3つご紹介します。
毛玉になりやすい洋服は着用後にブラッシングをする
ウール素材・化学繊維のニットやアウターなど毛玉になりやすい洋服は、着用後に洋服ブラシでブラッシングをすることで毛玉になることを防げます。
その日に洋服に付いたホコリを落としたり、毛の絡まりを解くことできれいな状態を保てるのでぜひ取り入れてみてください。
ブラッシングは軽くサッサと撫でるだけでもOK。
手間もほとんど掛からないので日課にもしやすいですよ。
ブラッシングを忘れないようにするために、洋服を脱ぐ場所やクローゼットのすぐ手が届く位置に洋服ブラシを置いておくのがおすすめです。
▼洋服ブラシをネットで探すならこちら
洗濯をする時は裏返しにする
洗濯をする時に洋服を裏返しにすることで毛玉ができるのを防ぐことができます。
洗濯中に洋服と洋服がこすれ合うことで毛玉につながってしまうのですが、裏返しにすることで摩擦を軽減することができるからです。
洗濯ものを干す時や畳む時などに少し手間に感じるかもしれませんが、洋服を毛玉だらけにしないためには効果的な対策方法です。
「洋服を裏返しにしたまま洗濯をして怒られた」というような話はよくありますが、実は裏返しにして洗濯することにもメリットはあるんです。
毛玉を見つけたらすぐに対処する
そして何よりも大切なのは、毛玉を見つけたらすぐに対処することです。
毛玉は放置すればするほど育っていきますし、毛玉の数も増えていきます。
毛玉を見つけたら、早めに毛玉クリーナーや毛玉ブラシなどでサクッとメンテナンスをするように心がけましょう。
毛玉だらけになった洋服はその分ケアも大変で面倒になるので、毛玉を見つけたら早めに対処することで先の負担を減らすことにもつながりますよ。
「毛玉だらけの服を着てる人」から脱却して清潔感を身に着けよう
毛玉だらけの服を着ている人が与える印象や、毛玉だらけの服を着ている人から脱却するための方法などについてお届けしました。
いつの間にかできてしまう毛玉ですが、洋服を着る前や脱ぐ時、洗濯の時などに
「毛玉ないかな~?」
と簡単に確認するようにするだけでも意識が変わり、毛玉だらけの人からの脱却につながるはずです。
「毛玉ケア」は地味なようで、実は清潔感を身に着けるためには欠かせないこと。
ぜひ、できることから始めてみてくださいね。