朝、洗顔料を使って洗顔をするのが面倒くさくて、いつも朝は水だけで洗顔しているのですが、良くないのでしょうか…?
忙しい朝、洗顔料を使って洗顔をするのが面倒で水だけで洗顔をしているという人は少なくありません。
しかし綺麗な肌を目指すなら、朝の水だけの洗顔を見直した方がいいこともあります。
この記事では、朝の洗顔を水だけにすることについてメリットやデメリット、肌に合わせた洗顔方法などについてお届けします。
めんどくさい朝の洗顔を簡単に済ませられる洗顔方法などもご取り上げますので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
朝の洗顔を水だけで済ますのは良くないの?
まず気になるのは、朝の洗顔を水だけで済ませるのは良くないのか、ということですよね。
率直に申し上げると、朝の洗顔を水だけで済ませるのはおすすめしません。
※ただし肌質による
理由は後ほど説明します。
朝、洗顔料を使わずに水のみで洗顔している人は意外と多い
しかし、朝に洗顔料を使わずに水のみで洗顔している人は意外と多いというのも現実。
株式会社ナリス化粧品が実施した調査によると、朝に洗顔料を使わずに水だけで洗顔をしているのは4割にものぼるんだとか。
意外と水だけで洗顔をしている人って多いんですね。
しかし年齢を重ねるにつれて、朝の洗顔で洗顔料などを使う割合が増えていくという傾向もあります。
これは私の考察ですが、20代前半など若い頃は洗顔の重要性がわかっていなかった人が、歳をとるにつれて肌悩みが増えたりすることで洗顔の重要性に気付き、洗顔料を使うようになっているのではないでしょうか。
実際私は、洗顔に対して同じような道を歩んできました。
10代は洗顔に対して「面倒くさい」が勝ってしまい、本当にテキトーにしていました。もっと早く洗顔の大切さに気付いていればよかったなと後悔しています。
ですので、今「朝の洗顔って水だけでいいのかな?」と疑問に思ったならば、将来の肌のためにも洗顔を見直すチャンスだと言えます。
朝の洗顔を水だけにするメリット&デメリット
しかし朝の洗顔を水だけにすることのメリットとデメリットがわからないと、洗顔を見直すかどうかの検討もできませんよね。
というわけで、朝の洗顔を水だけにするメリットとデメリットを解説します。
メリットとデメリットを考慮したうえで、自分に合った洗顔方法を選びましょう。
手間がかからない
朝の洗顔を水だけにするメリットはなんといっても「手間がかからない」ということ。
水だけででパシャパシャすれば完了するので、忙しい朝でもすぐに洗顔という工程を完了させることができます。
「面倒だから朝は水だけで済ませている」という層は少なくなさそうです。
洗顔料による刺激や洗いすぎを防げる
それから洗顔料による洗いすぎを防げるというメリットもあります。
洗顔料に配合されている成分が肌の刺激になることもありますし、洗い方によっては洗いすぎてしまうことがあります。
洗いすぎは肌の乾燥を招いてしまうこともあるので、乾燥しやすい肌の人は朝の洗顔を水だけにすることで乾燥を防ぐことができるケースもあります。
皮脂汚れが残ってしまう
水だけで洗顔する場合、肌の表面に付いているホコリや汗は落とすことができますが、油分である皮脂は水だけでは落とすことができません。
夜寝ている間にも皮脂は分泌されているため、朝に洗顔で落とせない場合は肌に脂汚れが残ってしまうということになります。
日中はさらに皮脂が分泌されるため皮脂が過剰な状態になりやすく、日中の肌のテカリや化粧崩れにつながります。
さらに過剰な皮脂はニキビの原因になったり、肌の老化を招くこともあるので、古い皮脂が肌に残っている状態はあまり好ましくありません。
スキンケアが浸透しづらくなる
化粧のりを良くしたり、日中の肌状態を良好に保つためには朝のスキンケアは重要。しかし肌表面に皮脂が残っていると、スキンケアが角層に浸透しづらくなります。
化粧水は「水分」ですが、皮脂は「油分」。
皮脂が化粧水をはじいてしまうので、化粧水のなじみが悪くなりスキンケア効率が下がってしまうのです。
スキンケア効果を高めたいのに、朝の洗顔を水だけにするのは逆効果になるので、もったいない事ともいえます
~私の水だけ洗顔の体験談~
私も過去、面倒くさいがために朝は水だけの洗顔にしていたことがあります。
しかし朝の洗顔を水だけにしていた時の肌は治安が良くありませんでした。
具体的には
・日中にめちゃくちゃ顔がテカる
・化粧がドロドロに崩れる
・顔中ニキビだらけ
・鼻の周りがなんとなく臭う など
今だからこそ、朝の洗顔を手抜きしていたことが大きな原因だと思えるのですが、当時は「なんでだろう?」くらいにしか思っていませんでした。
ある日、美容の恩師に相談したところ
「洗顔を見直しなさい」
とアドバイスをうけ、それをきっかけに朝の洗顔できちんと洗顔料を使うようにしました。
すると、これまで悩んでいた肌の問題が次第に解消されていったのです。
ズタボロだった私の肌が、洗顔を見直したことで「肌がきれいになってきたね」と言われるようにもなりました。
もちろん個人差はありますが、私はこの体験から洗顔って本当に大事だと思っています。
もし当時の私に近いの肌悩みがあって朝の洗顔を水だけにしている人は、一度洗顔方法を見直してみると悩みが軽減されるかもしれません。
肌に合わせて朝の洗顔方法を見直そう
朝の洗顔は、肌タイプによって洗顔方法を変えることも大切。
ホルモンのサイクルや季節など、日によって肌状態は変わることもあるので、定期的に見直してみるのも良いでしょう。
乾燥肌の場合
水よりもぬるま湯がおすすめ
肌がつっぱりやすい乾燥肌の人は、水だけの洗顔でも大丈夫ですが、冷たい水よりもぬるま湯にするとより効果的に汚れを落とすことができます。
あまり熱すぎると肌を乾燥から守るための皮脂を落としすぎてしまうことがあるので、少し冷たく感じるくらいの32~34℃くらいのぬるま湯で洗顔しましょう。
洗顔後は化粧水や乳液などを使って肌をしっかりと保湿しましょう。
脂性肌の場合
しっかり洗って水分補給をたっぷり!油分のあげすぎに注意
肌がべたつきやすかったりテカリやすい脂性肌の人は、皮脂汚れが毛穴に詰まりやすかったりするので、毛穴汚れまでさっぱりと洗い流すために洗顔料を使いましょう。
ただし皮脂を落とそうと長時間洗い続けるのは絶対にNG!
肌に必要な油分まで落としてしまうと、余計に皮脂が分泌されるようになってしまいます。
短時間で洗顔することを意識するのが大切です。
また、洗顔後はしっかりと化粧水で水分を補い、肌の水分バランスを整えることが重要。乳液などの油分はつけすぎないようにしてくださいね。
混合肌の場合
部位によって洗い方を変えよう
Tゾーンやあごなど部分的にテカりやすい混合肌の人は、テカリ安い部分を中心に洗顔料を使うのがおすすめ。
皮脂が多い部分は洗顔料の洗浄力を使ってしっかりと毛穴汚れまで洗い流し、それ以外の乾燥しやすい部分は皮脂を取りすぎないように優しく洗い上げましょう。
混合肌の人はインナードライになっていることが多いので、洗顔後は化粧水でたっぷり水分補給をしてあげてくださいね。
また乾燥しやすい部分は乳液などで油分を補い、テカリやすい部分は油分をつけすぎないように、部位ごとにスキンケアを変えて調整するのもポイントです。
敏感肌の場合
敏感肌向けの洗顔料を使おう
洗顔料などの成分が肌の刺激になりやすい敏感肌の人は、敏感肌向けの洗顔料を使うのがおすすめ。
敏感肌向けに作られている洗顔料は低刺激処方になっているため、刺激による肌トラブルなどを回避しやすいです。
肌のバリア機能を維持するためにも、洗顔後は丁寧に化粧水や乳液で保湿をしてあげることも大切ですよ。
朝の洗顔がめんどくさい!できるだけ手間をかけない洗顔方法
洗顔料を使って洗顔をすることが必要なのはわかるけど、朝の洗顔がどうしても面倒という人もいると思います。
そんな時は次のような洗顔方法を試してみてください。
泡立て不要の洗顔料を使ってみる!
洗顔料を使った洗顔の何が面倒かと言われたら「泡立てること」ですよね。
ぜひ「泡立て不要」の洗顔料を使ってみてください。
泡立てる必要が無いので、面倒な手間を大幅に削減できます。
時間も手間もかからずに、皮脂もスッキリと洗い上げられるのでおすすめです。
パーフェクトワンフォーカス スムースクレンジングバーム
クレンジングバームですが、朝の洗顔料としても使えるアイテムです。
泡立て不要で、塗ったら簡単にマッサージした後に洗い流すだけでOK。
バームを肌にのせた瞬間にトロトロととろけてくれるので、時間もかかりません。
余分な皮脂や毛穴汚れをスッキリと落としつつ肌のうるおいを保ちながら洗顔できるので、乾燥肌から脂性肌まで幅広い肌タイプにおすすめです!
▼パーフェクトワンフォーカス スムースクレンジングバームをネットで探すならこちら
洗顔料を使うならちゃんと泡で洗顔したい…という場合は、泡で出る洗顔料がおすすめ。
洗顔料を手に取った時点で泡になっているので泡立てる手間がなく、モコモコの泡で洗顔することができます。
ファンケル ピュアモイスト 泡洗顔料
めんどくさい時もポンプをプッシュするだけで簡単にフワフワの泡が出てくる洗顔料。
へたりにくいフワフワの濃密泡でスッキリと洗い上げることができます。
セラミドなどの保湿成分が配合されているため肌のうるおいもキープでき、無添加処方の低刺激なので幅広い肌タイプで使えますよ。
▼ファンケル ピュアモイスト 泡洗顔料をネットで探すならこちら
朝に洗顔料を使って顔を洗うのが面倒な人は、ぜひ洗顔料で面倒くささを回避してみてくださいね。
朝の洗顔できれいを目指そう
朝の洗顔を水だけで済ませることのメリットやデメリット、洗顔方法などについてお届けしました!
私は洗顔方法を見直して良かったなと思っています。
ぜひあなたもこの機会に朝の洗顔を見直してみてくださいね。