化粧水は「コットン」か「手」か、どちらでつけるのが正解？

化粧水をつける時、「コットン」か「手」かどちらでつけるのが正しいのか悩んでしまうことってありますよね。
この記事では、コットンが良いのか、手が良いのか、意見が分かれることの多い問題についてお届けします！
スキンケアの参考にしていただければ嬉しいです。

化粧水は「コットン」か「手」か、どちらでつけるのが正解？

化粧水は「コットン」と「手」、どちらでつけるのが正解なのでしょうか？

はい、どちらでもいいです。
ぶっちゃけ、どっちが正解とかありません。
ですので自分の好きなやり方でつけましょう！
……と言ったものの、それでは雑すぎますよね。失礼しました…。

実はコットンか手か、どちらを選ぶにしても「メリット」と「デメリット」があります。
そのメリット・デメリットを理解したうえで、自分のスタイルに落とし込むのが正解です。

化粧水を「コットン」でつけるメリット・デメリット

まずは化粧水を「コットン」でつけるメリット・デメリットから。

化粧水をコットンでつける場合、コットンに染み込ませた化粧水を少しづつ肌につけていくことができます。
コットンで触れた部分には均一に肌にのせられるので、ムラなく保湿ができるのがひとつ。

またコットンを使ってパッティングをすることで肌の表面温度を下げたり、肌を引き締める効果も期待ができます。
毛穴の開きが気になる時などは、お化粧前の化粧水でパッティングをしてあげることで毛穴対策になりますので、コットンを取り入れるのがおすすめ。

デメリットとしては肌への刺激や摩擦が生じやすいということが大きいです。
強くパッティングしすぎると肌への刺激が強くなりますし、コットンと擦れることで摩擦が生じます。
肌への刺激や摩擦は、乾燥やシミ、シワなど肌トラブルの原因となるので、できるだけ避けたいもの。
また摩擦を減らすためには化粧水をたっぷりと染み込ませて使うことがポイントになってきますが、そうなると必然的に化粧水の使用量が多くなってしまいます。
さらにコットンは使い捨てなので、買い足す必要も出てきます。

化粧水を「手」でつけるメリット・デメリット

次に化粧水を「手」でつけるメリット・デメリットを見ていきましょう。

化粧水を手で付ける場合は摩擦が少ないのが大きな魅力。
また化粧水をなじませるとき、手のひらで覆うことで化粧水を肌に密着させやすくなるため、少量でも保湿効果を高めやすくなります。
肌を優しく押し込むようにする「ハンドプレス」は保湿効果を高めるためのテクニックのひとつでもあります。

さらに手でつければコットンを買う必要もないので、管理も楽で経済的です。

デメリットはムラになりやすいこと。
コットンと違い、手は凹凸があるため化粧水をなじませるときにムラになりやすくなります。
そのため、乾燥しやすい部分などは重ね付けをしたり、丁寧になじませていく必要があります。

またシャバシャバの水っぽい化粧水の場合、手のひらで受けても化粧水が手から漏れてしまい、使いづらさを感じることがあるかもしれません。

化粧水をつけるの「コットン」か「手」か、メリット・デメリットまとめ

化粧水をつけるのはコットンがいいか手がいいか、前述したメリット・デメリットを整理するとこのようになります。

	コットン	手
刺激・摩擦	△ 生じやすい	〇 少ない
ムラ	〇 均一	△ なりやすい
化粧水の使用量	△ 多い	〇 少ない
買い足し	× 必要	◎ 不要
プラスα	パッティング （肌の引き締め）	ハンドプレス （保湿力アップ）

化粧水によって「コットン」と「手」を使い分けるポイント

自分の好みのスタイルで「コットン」か「手」かを選ぶのもいいですが、化粧水によって使い分けるのもおすすめ。
具体的にどんな化粧水をどのように使い分けるのかをご紹介するので参考にしてみてください。

ふき取り化粧水は「コットン」

肌に残った古い角質や汚れなどをふき取る目的で使うふき取り化粧水は、「コットン」を使うのがおすすめ。
化粧水とコットンで汚れなどをからめとることで本来の目的を果たしますので、手で使ったとしても求める効果はほとんど得られません。
ふき取り化粧水は保湿効果もありますが、保湿よりもふき取ることに特化しているので、コットンを使うのがベターです。

キールズ DS ライン ミルクピール トナー

ピーリング効果と保湿効果を併せ持っている、2層タイプのふき取り化粧水。
なめらかな使用感で、ふき取った後はツルツルもっちりとしたツヤ感が生まれます。
お化粧前のスキンケアの最初に使うことで、肌のコンディションが整い化粧のりも良くなりますよ。

シャバシャバ系の化粧水は「コットン」

みずみずしくて軽い使用感の化粧水は、手で付けると垂れてしまったりうまくつけられないことがあるので「コットン」を使うとスムーズにケアできます。
無駄なく化粧水をコットンに染み込ませられ、みずみずしさを均一に肌に届けられますよ。

アルビオン スキンコンディショナー

敏感肌でも使いやすい、肌荒れ防止成分配合の薬用化粧水。
みずみずしくさっぱりとした使用感でありながら、保湿後はしっとりとした仕上がりで肌が整います。
ニキビや肌荒れ、化粧崩れしやすかったりと、肌が揺らぎやすい時も肌をコンディショニングしてくれる頼もしい化粧水です。
コットンにたっぷりと浸してコットンパックをするのもおすすめ。

とろみ系の化粧水は「手」

トロトロとしたとろみのある化粧水は「手」で付けるのがおすすめ。
とろみ系の化粧水は肌になじみにくい傾向にあるので、手で肌全体に満遍なく付けたら、ハンドプレスをすることで化粧水の保湿成分を肌の角層まで浸透させやすくなります。

エトヴォス アルティモイストローション

美容液感覚で使えるリッチなとろみ感のある化粧水。
ヒト型セラミドなどの成分配合で肌なじみが良く、少量でもしっとりモチモチな仕上がり。長時間しっとり感が持続します。
敏感肌にも使いやすい低刺激処方で、どんな肌タイプでもオールシーズン使いやすい処方になっています。

自分のスタイルに合わせて化粧水をつけよう

化粧水はコットンか手かどちらでつけるのが正解なのかについてお届けしました。
コットンか、手か、という問題については様々な意見があると思いますが、スキンケアに正解はありませんので、自分が心地よいと感じる方法、自分にとってメリットが大きいと感じる方法を選んでいきましょう。